PENESTRATORIUM REPORTS
Monday, May 07, 2007
  rush & calm














仕事をしていると1日が早い
かといって休みの日もあれよあれよと過ぎてしまうもの
2007年は本当に足早に過ぎていく気がして、
まだ折り返してもいないのに少々切なく感じるのが、なんだか滑稽だ

連休中は基本的には家で手を動かしてた
・頼まれてたサイレンマシンを仕上げる(ディレイ付き)(写真)
 初めて作ったとき9Vで動かしたらなんだか音が荒れたので俺用のは5Vで動かしてたんだが、
 1パケでディレイがついてくるとやっぱり9Vで動かさなきゃならんので嫌々繋げてみた
 あら不思議、こっちの方が良い
 最初の印象は何だったんだろう?
 原因?
 解るほどこの世はそんなに甘くない
 燗番さん、お買い上げありがとうございました〜

・もう少しサイレンマシンの音色に変化が出ないものかと、フェイザーの制作に手を付ける
 もうすぐ出来る
 相変わらず中身に対して、入れる箱が小さすぎる
 カッコ良くいえば「ミニマリスティック」だが、
 デリケートなモノをギュウギュウ押し込むスリルはあまり気持ちのいいものでない

・次回作のコンセプトを文章に起こしてみる、人にも話してみる
 なんだか学生に戻った気分でやってみる
 とはいえ自分のプランを人に話すのは大事だろう
 話す事で、頭の中にしかなかったモノは少しカタチを変える
 それはある種の再発見でもあるし、
 何より吐いたツバは飲めぬ

・『ユートピアの精神』(エルンスト・ブロッホ著)を買って読み始める
 地元のジュンク堂で「在庫希少」の文句にヤラれ、5000円はたいて購入
 ベンヤミンやアドルノといった大知識人が絶賛したというから期待して読み進めるも
 いかんせん時代が違う、小難しくてよくワカラン
 ただこういう本は本質的に「過激」だから、
 気合いと根性の入れがいがある

・ふと思い立ってブラックホールについて調べてみる
 吸い込まれそうになったので、程々に切り上げる

まだ色々あるが、キリがないのでこんなところで

明日も早い
「こんな生活も案外悪くないな」と思った瞬間、親父との距離が縮まった気がした
そんな感覚もまた、思いのほか悪くなかったりする
 

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Personal Review:

基本的にアーティストやクリエイターといった人たちは、そう思い込んでいるケースも含めて、理工系の思考が苦手だ。この本の著者はその辺もかんがみて、可能な限り理論や計算式を省いて、直感的にサウンドに関わる電子回路や部品の説明をしてくれる。「サウンド〜」とあるだけに、当然そちらに傾いた内容ではあるが、音楽好きでこれから電子回路を学ぼうという人にはオススメの一冊。
巻末にはミキサー、イコライザー、入出力回路といった、オーディオ系回路の図案と説明も載っている。

表紙>

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