PENESTRATORIUM REPORTS
Friday, September 28, 2007
  banana
実は「バナナ」という言葉が好きだ
好みの果物という意味ではなく、そのコトバ自体が好きだ

まず響きがいい(バ〜ナ〜ナ〜)
母音が全部「ア」
子音の流れもなんとなく間が抜けてて、すばらしい

あまり知られてないことだが、「バナナ」には3つの意味がある

・果物としてのバナナの意味
・「バカ」という意味
・黒人のスラングで「日本人」の意味
(皮が黄色で中身は白。おそらく日本のバブル期、もしくは高度経済成長期に調子にのった日本人がこう揶揄されたのだろう。上手いこと言うもんだ)

熱帯地域原産の果物としては世界的に飛び抜けて有名な果物だけに、こうしたダークな意味合いがあるというのも不思議だ。なんとなく間抜けな響きがこうした意味を引き寄せたのだろうか。これだけ有名だからこそ、逆に目をつけられたのか。真相はよくわからない。

そもそも「日本語を扱う日本人」としての俺が間抜けな響きを感じ取っているのか、それとも「英語を扱う帰国子女」としての俺がそう感じ取っているのかがよくわからない。ただ、南の意識が色濃いミュージシャンが「banana」を用いることは多い。Roots ManuvaのレーベルBanana Klan、M.I.Aのファーストアルバムのイントロ"Banana Skit"。わざわざレーベル名や曲名に入れるぐらいだから、どちらかというとポジティブな意味でとらえているのだろう。

そういえば俺も学生時代にノリで作った<MARSHAL BANANAS>というブランドでTシャツを売りさばいたことがある。直訳すると「バナナ元帥」(相方からは「超卑猥」と一蹴された)。忘れかけてはいたが名前的にはなかなか好きなので、このままオリジナルのサイレンマシンやサウンドシステムの愛称にでもして、ロゴを刻印したりしようかとも考える。せっかく「超卑猥」とか言われたことだし、ぶっとい感じのロゴでも考えるか。

妙なオチに行き着いたが、深夜なので許してほしい

ではでは
 
Monday, September 24, 2007
  original BH speaker #01

夏休みの宿題が終わった

故長岡鉄男さんの「こんなスピーカー見たことない」を偶然、奇跡的に新品で購入してからというもの、これはというものには付箋を付けまくっては制作の機会をうかがっていた。いざ色々調べてみたら書中で指示されているスピーカーユニット自体が廃盤であることも多くて、そのまま作れるものは少ない。まぁそこは各自工夫しろというところか。

「やっぱりせっかく作るならとりあえずバックロードだろ」

てなもんで<D-57>の制作に着手したのが7月末。工程にはかなり気を使った。金も使った。ようやく組み上がったら、1人じゃ1m動かすのも一苦労な超重量級ベビーの誕生。同僚のFRY君に車出してもらって家まで運ぶも、一回で2発乗り切らず2回に分けることに(ホントごめん&ありがとう)。

とりあえず一発だけでも、とユニットつけて鳴らしてみる。エージングもまだなのに既に音が野太い。揺れましたよ、心&家。お気に入りのDubや流行のDubstepなんかをかけつつ、手製のサイレンマシンで戯れる。池田亮司あたりもいい。低音が出た瞬間、部屋の温度が上がった様な感覚。下のホーン開口部に頭突っ込んだりすると、も、最高。

高いカネ掛けただけに内心ドキドキしていたが、とりあえず一安心。とはいえコイツが本領を発揮することが果たしてあるのだろうか?一発野外イベントでもブチ上げてガンガン鳴らしてみたいなぁ、とワルい(イイ?)欲望が芽吹く。

今はひとまずモノラルでお楽しみの真っ最中
Rhythm & Soundの<See Mi Yah>でGood Morning

ではでは
良い一日を
 

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Personal Review:

基本的にアーティストやクリエイターといった人たちは、そう思い込んでいるケースも含めて、理工系の思考が苦手だ。この本の著者はその辺もかんがみて、可能な限り理論や計算式を省いて、直感的にサウンドに関わる電子回路や部品の説明をしてくれる。「サウンド〜」とあるだけに、当然そちらに傾いた内容ではあるが、音楽好きでこれから電子回路を学ぼうという人にはオススメの一冊。
巻末にはミキサー、イコライザー、入出力回路といった、オーディオ系回路の図案と説明も載っている。

表紙>

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