PENESTRATORIUM REPORTS
Sunday, October 28, 2007
  tokyo designer's week 07

苦労した分、それが報われた時ほど幸せなことは無い
(始まるのはこれからなので過去形にするのは本当は良くないが、明らかな手応えがあるので、敢えてそう言い切ってしまう)

同期の莇貴彦、大学院の後輩の渡辺浩彰、米みつみきと共同で東京デザイナーズウィークのコンテナ展に出品する。テーマは一言で言うと「掘るという行為を掘り当てる」だ。コンテナにいっぱいのシュレッダーにかけられた新聞紙にくりぬかれた洞窟を掘り進む体験型のアート作品。薄暗いピーナッツ型の空間に浮かび上がる「新聞紙の断片」はむしろ苔むした植物の様に見え、そこに座るとどういうわけか落ち着く。ひょっとすると「原始の記憶」の様なものが揺さぶられるのかもしれない。

東京デザイナーズウィーク、国内で開催される「デザインの祭典」の代表格。その直中で「アート」を表す。快感ですよ、これは。
「ショールーム→ショールーム→洞窟→ショールーム」
明らかに異質。明らかな異物。アウトサイダーであることの快感。
天候にも恵まれ、設営初日にしてほぼ設置完了。現場の他のスタッフや業者さんも目を丸くして興味津々に覗き込んでいた。そりゃそうですよ、自分で言うのもなんだが完全に予想外だっただろうから。

10/31〜11/4 が開催期間です
お時間のある方は是非
(1,2,3,4日はおそらく僕も居るので、連絡くれれば少なくともディスカウントは渡せます)

ではでは
 
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Personal Review:

基本的にアーティストやクリエイターといった人たちは、そう思い込んでいるケースも含めて、理工系の思考が苦手だ。この本の著者はその辺もかんがみて、可能な限り理論や計算式を省いて、直感的にサウンドに関わる電子回路や部品の説明をしてくれる。「サウンド〜」とあるだけに、当然そちらに傾いた内容ではあるが、音楽好きでこれから電子回路を学ぼうという人にはオススメの一冊。
巻末にはミキサー、イコライザー、入出力回路といった、オーディオ系回路の図案と説明も載っている。

表紙>

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