GR & else
リコーのGRを買った。
久々に手元にコンパクトデジカメ。
相方からは「28mm単焦点なんてシブすぎ」とも言われたが、まあいい。
しばらくはこれで諸々がんばる。
写真は買ったその日に実家から届いた”ちまき”。
毎年親戚が作ってくれる。
葦の葉で餅を巻いてある。5分ほど熱湯に浸けて、砂糖をつけて食す。
葦の葉の清々しい香りが餅にうつって、何とも言えず美味い。
完全に季節モノ。年に一度。
昔からオレにとって”ちまき”と言えばこれだったから、世間的にはより有名な”中華ちまき”を知った時は「なんだこりゃ?これがちまき?」と思ったもんだ。オレは味的にも心理的にも、親戚が作ってくれた”ちまき”の方が好き。
巻いた葦の葉がほどけない様に、更にイグサを巻いて縛っている。最近このイグサが近所で採れなくなって来たんだとか。モニター越しに見る環境破壊より、こっちの方がよっぽどリアルに感じる。
我ながらゲンキンなもんだ。
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先日、通勤中に同じ車内のすぐ近くで痴漢が発生した。
なんか後ろの方が騒がしかったから聞き耳を立てていたら、1人の女子高生が泣きながら男を問いつめている。男は必死に否定するも、周りにいた他の男に取り押さえられて新宿で駅員に突き出される。車内からドドドッと降りる際にバッチリ顔を見た。普通にしてればそこそこモテそうな、30代の小洒落た男。顔面蒼白。
駅員に引き渡される瞬間、男逃亡。
ホームから線路に飛び降り、猛ダッシュ。車両の最後尾の更に一番後ろだから、ちょっと行けばすぐ電車は途切れている。そのまま男は広い線路地帯を縦横無尽に駆けたことだろう。その後しばらく新宿を通過する全てのJR線が止まった。オレは京王線だったから、その難は逃れた。
その日のニュースに挙がってなかったから、ひょっとしたらそのまま逃げ仰せたか。
あるいは、日常的すぎてニュースにもならないのか。
いずれにせよ、イヤな話だ。
別に男を擁護するつもりはないし、ましてや痴漢行為を良しとする意味で言うわけじゃないが、実際のところその男が痴漢だったのかどうかはよくわからない。実際に現場を見たわけじゃないし、そもそも朝の埼京線は、まず下の方が見れるほどの隙間が無い(それが諸悪の根源だと思うが)。女の子にはかわいそうな言い方かもしれないが、それでも裁くのはあくまで裁判所だ。
なぜわざわざこんな事を書いたかというと、もし何もしてないのにいきなり自分の腕を掴まれて「この人、痴漢です!」とか言われたらどうすんべ、とどうしても考えてしまうから。いざ間近でそんな場面を見てしまうと、手のやりどころに困る(いっそ万歳でもするか)。
映画「それでも僕はやってない」が有名になって(もともとか?)、去年は
「美人局」事件まであった。もはやどう気をつけたらいいのかもよくわからないが、ひとまず副都心線開業の効果に期待する以外ない。
注)”ちまき”と”ちかん”は関係ありません。
痴漢をDashboardのガジェットで英訳しようとしたら"痴China"と出たが、別に差別的意図はありません。