PENESTRATORIUM REPORTS
Monday, October 20, 2008
  Relaxation & Stimulation

10/18,19は八ヶ岳にある、とある山荘へ
家にあるスピーカーやらその他機材を持ち込んで、仲間内でのシークレットパーティー
ワイルドでズンドコな夏フェスもいいが、気の知れた仲間同士でチルな時間を共有するのも実にいい
天候にも恵まれ、ハンモックに揺られながらうたた寝するとか、贅沢の極みだ

思い思いの曲をかけて、
家では到底食べれない美味しくて、健康的な食事をいただき、
持ち込んだ色んな楽器を色んなヤツが奏でて、
歌う子供、
火、
朝、ヨガの初体験、
マッサージを受けてあまりの気持ち良さに昇天してるヤツ、
相変わらず大きなキャンパスに立ち向かうヤツら、
昼寝、
最後に竹を芯にして炭火の上で転がしながら作った手作りバウムクーヘン

たったの2日間がずいぶん永く感じられる様な、刻々と変化していく濃密な時間体験
上の箇条書きも、それぞれの詳細を書き出したら誰も読む気を起こさなくなる様な長文になる
それぐらいそれぞれの出来事の一瞬一瞬が記憶に強く刻まれている

俺を知る人から見れば全く似合わないライフスタイルかもしれないが、今年一番の週末はそんな感じで過ごしてた



とはいえ



それでもなんだかんだオレらしくいく場面もないではない
今回のイベントの趣旨は「今やりたい事を各自でやる」だったので、ひとまずプロトタイプだが現在制作中の作品を仕上げて、スピーカーその他と共に持ち込んだ

チェックもかねて前日の夜に音出ししてみたが、これまたオレ自身がドン引きするくらい過激なサウンドになった
オーガニック&チルな環境に持ち込むべきじゃない、完全にインダストリアル&イルな音波兵器

プロトタイプとはいえ想像以上の過激さに興奮しながらも、主催者の友人に頭を下げる場面が頭をよぎる
ま、KY上等でイキますか



夜も暮れ、周りに「なんじゃこりゃ」と半ば呆れられつつ吹いた瞬間、空気が変わる
ゲラゲラ笑っている奴らがいれば、若干引いてる奴もいる

ん、上々だ
あまり途中経過を人に見られるのを好まないので、これ以上はここでは割愛させてもらいます
当日、現場にいた人の記憶のみが残っててくれればひとまずOK



今年の春先から取りかかっていただけに随分と時間がかかった
今回の作品は発射台としてのハードの設計が今後の発展を占うという類のもので、完成に対して若干ナーバスになっていた
過去の経験から、発射台の入れ替えがとてつもなく時間と労力とカネを消費する事を覚えていた

とはいえ、たとえ中途半端でもひとまずカタチにする事はやっぱり大事だ
人前で音を出して初めてわかる事もある
決してスマートではないが、泥臭い方がいい時もある

・フィルターバンク
・バイパススイッチ
・4chサイレン
・バランスアウト回路

今回間に合わなかった、本来実装する予定の各機能
次こそは必ず・・・


ヘタしたら子供とか泣くんじゃなかろうかと少し心配もしたが、杞憂だな





逸材
 
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Personal Review:

基本的にアーティストやクリエイターといった人たちは、そう思い込んでいるケースも含めて、理工系の思考が苦手だ。この本の著者はその辺もかんがみて、可能な限り理論や計算式を省いて、直感的にサウンドに関わる電子回路や部品の説明をしてくれる。「サウンド〜」とあるだけに、当然そちらに傾いた内容ではあるが、音楽好きでこれから電子回路を学ぼうという人にはオススメの一冊。
巻末にはミキサー、イコライザー、入出力回路といった、オーディオ系回路の図案と説明も載っている。

表紙>

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