Remix
社会人としては普通ありえない一週間にも及ぶお休みを満喫
職場では今ごろ学生達が祭りに興じてることだろう
先日の宇宙パーティーでDJしたこともあってか、ウワサ(?)を聞きつけた芸祭実行委員から多摩美の校歌をリミックスしてくれないかとの打診を受ける。存在自体は知ってたが、ちゃんと聞いたことが一度も無い。おそらく大半の多摩美生は「そんなんあったの?」てな反応を示すだろう。
曲作り自体ちょっと手を出しては放置プレイを繰り返してきた俺だったので全くもって自信がなかったが、これも何かの縁ってことでサクッと仕上げた。俺は芸祭に行っていないのでどうなったのか知らないが、多分校内で他のリミックスと共に流れされてたんだと思う。
TAU (Natural Born Creators Mix) / Stimula始めっから校歌をぶっ壊すつもりでいじってたから、何度も聞いたハズなのに全然覚えてない。
愛があるかと言われれば、多分無い。
曲作りのしんどいところは、何度も聞いてるうちにだんだんその音に飽きてきて、仕舞いには嫌いになってしまう様な感覚。日頃インスタレーションとか立体物をいじってる限り、あまりそういった感覚にはならない。DTMのお手軽さはそういった負の感覚をも制作現場に持ち込んだんではなかろうか(まぁ、制作プロセスにもよるとは思うが)。
多分こういう制作の場合、コツは「気に入らなければ躊躇無くぶっ潰してやり直す」ことだろう。
時間と手間をかけて作ったパーツを躊躇無くポイしてしまうのは、言葉にするほど精神的に楽なものではない。
ミュージシャンに楽天家が多いのは、こうして精神的に叩き上げられているからかも知れない。
幸い今回は飽きたり、嫌いになったりすることも無く楽しく仕上げられた。
まぁ、作曲に関しては完全にペーペーなので、墓穴を掘らないうちにこの辺で。
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そういえば
先日AZM、A美ちゃん、オレという妙な組み合わせで横浜トルエンナーレに行った。
文化の日にも関わらず、ゴチャ混みという感じではなくて安心したが、この国でのアートの地位の低さを再認識。
インサイダーとして息巻いたところで、これが現実。
オレはアウトサイダーでいたい。
正直、「予算減ったね?」的な印象が拭えない。
初回の印象が根強いだけに、「続くのか、これ?」といった不安も感じる。
また、最近の作品よりもロドニー・グラハムやオノヨーコの古い作品にパンチを受けたのが印象深い。
『ポテトを銅鑼に投げ当てる』でオレとAZMは周囲が引くぐらい爆笑していた。
まさか西洋人に、あそこまで日本的な「間」を重視した笑いを披露されるとは思わなかった。
しかも69年制作ってか
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